ロロピアーナ社から2つ届きました
一つは浜田市のお得意様の麻のパンツ生地
ブラインがとてもオシャレです
もう一つの箱にはこの秋からの新素材
カシミア モヘ シルクの3素材の混紡
いい色目です
常に服の元は英国なのです
COARSHAIER コールシェアと読みますか?
カシミア82% モヘア14% シルク4%1
カシミアの贅沢な肌触りとモヘアアのハリを備える新素材
久しぶりにジャケットでも創りませんか。。。
ロロピアーナ社から2つ届きました
一つは浜田市のお得意様の麻のパンツ生地
ブラインがとてもオシャレです
もう一つの箱にはこの秋からの新素材
カシミア モヘ シルクの3素材の混紡
いい色目です
常に服の元は英国なのです
COARSHAIER コールシェアと読みますか?
カシミア82% モヘア14% シルク4%1
カシミアの贅沢な肌触りとモヘアアのハリを備える新素材
久しぶりにジャケットでも創りませんか。。。
細番手を競うつもりはありません
極細番手を皆様にお薦めするつもりもありません
お勧めするのはお得意様数人の方のみです
なにせ非日常的は素材且つ高額です
万人向けの素材とは200%違いますかな値ぇ。。
今時は何の情報もネット頼りです
私もネットで下調べをする事はあります
あくまで下調べで基本は経験値を最も重視します
先日はスーパー200の生地の話をしました
ググってみると中には
「スーパー130を買ってはダメ」というのが有りました
・・・
本当にダメ であれば 世に存在さえしません
まして 150 170 200等が興隆の時代です
書いている人はいつも安い生地を販売しているでしょうか
丈夫さが無いのでアウトとの言い分でした
・・・それは 丈夫さを求める人用ダケなら正解です
が
世の中には贅沢をお求めの方も多いわけでして
間違いなく細番手は贅沢で丈夫さはありません
200’Sは贅沢 そのものなのです
贅沢が出来る方は贅沢をすればいいと思います
贅沢なスーツとは 1シーズンで数回着る程度の様です
実際にその様な方は沢山いらっしゃいます
当店の場合はスーパー150クラスでさえ普通になりました
資本主義の中でビエロンに乗る人もあれば。。。
エルメスを否定しても仕方なき事
エルメス よく値
と私は思います
第一便がロロ・ピアーナ社からこの様な容で届きました
本当の正規品はこの様にイタリア本社から届きます
中身は最新の2019年秋冬用生地サンプルブック
続に バンチ と呼ばれます
バンチ2冊とは別に束 二つ
ジャケットとスーツ生地
この数年は高級生地では他を圧倒しつつあります
20数年前ならスーパー150’sで驚いていた時代
今や150は並み程度? 珍しくなくなりました
ゼニア ドーメルも頑張って高級生地を発表しています
が
昔の様な手法 、、 バリエーションが狭く・・・
ロロ・ピアーナは200でさえ多種多様に50種
他社では数種に限られる事が多いですね
ゼニアのクインディッチミルミルを凌ぐ風合い
限られた方だけの至宝と言える生地です
この生地の凄さはやはり肌触り 手触り
もっとも判りやすいのはカシミアとの比較です
店頭に有名な英国のジャケット用カシミアが有ります
これと触り心地で比べると ビックリします
100% 鈍感な方でも 判ります
ロロ・ピアーナの200’sを触り
カシミアを触ると カシミアがウールではないのか?
そんな感覚を覚えます
ロロピアーナの200’sはカシミアよりも高価な糸です
それは原毛の質と技術から生まれる最高峰です
もっと250’s というレベルも確かにあります
しかしソレは選択肢のないコレクション
やっと創ってみましたコレクション
面白味が無い生地しかありません
確かに 高級な生地においては面白味は不要かもしれません
が
それは過去の価値観では
150Sで紺無地 200でも紺無地ではツマラン
ロロ・ピアーナのようにチェック とは言いません
せめて遠目に無地のバリエーションやストライプ
選択肢あっての美スポークの楽しみかと
至宝の200’sです
資金力の差が技術と企画の差として具現化されています
ちなみに200’sは都内デパートならオイクラマンエン?
当店は えぶりでいろーぷらいす (笑)
店頭でASKねがいます
(デパート他へご迷惑をかけてはいけませんので)
先日の事です
仕上がりの電話での来店のお客様
>どれどれ 着てみようか!
と 試着室へ入る時の事
毎度様が
>ところでこのグレーは良かったのかなぁ?
>> ?
>>その質問に 良くなかったと答えられますぅうう?
スタッフ全員の(笑声)
>>このグレーはサイコウデぇッス
カープは最低を目指すか心配ですが
当店では常に 最高です と
自信を持って言えるスーツを作ります
と ここで 皆様に質問です
ブームに乗り世にごまんとある状態のスーツ屋
その全ての店でスタッフは100%言います
>>良いスーツを作ります
「良いスーツ」「良い品」良いETC
これの基準は?
皆様はどのようにお考えでしょうか
高いスーツ? それとも安いスーツ
一番の間違いは生地に頼る場合です
続きは後日ウダウダと。。。
はい Gジャンが仕上がってまいりました
シアサッカーの黒でセットアップを作られた方のアイデアです
>コレでGジャンのセットアップがオモシロイんじゃ?
これが達人 !
デザイナーの領域です
いやはや 脱帽。。。。です
仕事も遊びも服も超えてます。。。
消費者の方々がこのレベルなのです
それなのに
プロ?と勘違いしている我々が
ツマラン様では
そりゃ ツマラン 店になりますわねぇ、、、
そんな事を思わせる逸品です
ソルビアッティのシアサッカー
(Gジャン@83000 納期は50日前後)
ビスポークは「吊るし」には無い生地が楽しめるのも魅力ですね
達人たちは御自分で「企画」が出来る方が多いです
マーケットで 雑誌で見た事が無い物を想起されます
超達人 T様
同じ生地で来月には Gジャンも仕上がります
Gジャンでのセットアップは まさに 達人ですね
生地はロロ・ピアーナグループ傘下のソルビアッティー
シアサッカーならここが一番
チェックもシアサッカーが有ります
アリキタリ も私たちの生活には不可欠です
しかし
ファッションを楽しめる人は「無い物」領域までイッテ欲しいですね
其の為には店も研鑽を積んでいなければなりません
昨今の雨後の筍ショップの多き事
3万で上質と広告する愚行を見ていていると、、
「上質」をバカにしておる様に見えます
おそらく
コピーライターもメーカーも上質なスーツに
袖を通した事が無い人たちの集団かと
でなければ この言葉等 出ようがないでしょうに
先日の仕上がりを気に入って頂きもう一着追加を頂きました
次は当店でカジュアルで今季一番のお薦め素材のシアサッカーです
パンツとシャツとセットアップではシアサッカー押です
です というよりもでした という風に過去形ですが。。。
皆様のお蔭さまで広島では本当に良く売れました
ソルビアッティのシアサッカーでのオーダースーツは
ファーストラインの基本価格136000
セカンドラインでの基本価格98000
黒のシアサッカーでスーツも頂きまして。。。
その上でのGジャンの追加
スーツ仕上がりのイメージはこんな感じ
(画像は完売タリアトーレ)
セットアップスーツをオーダーされた後
こんな生地でGジャンが出来たらいいのにネ との事
もちろん 当社 GジャンもGパンもオーダー出来ます
名のでGジャンのセットアップも可能と言う事で
AZASなセットアップができ上る予定です
ボタンをゴールドをお選びになるところなど
達人中の達人ですね
Gジャンオーダー価格
基本はデニム生地でのパンツ価格+10000程度です
デニムでのオーダーの場合は4万から6万程度が多いです
ですが今回はソンドリオのエアー取り+イレギュラーな生地持ち込み
ソルビアッティのシアサッカーGジャンは83000本体
広島から初のGジャンのセットアップがお目見えします
今更ですが。。。
私の大嫌いなクールビズ
何故嫌いか?
そりゃぁ、、
ネクタイが売れなくなるからですヨ(笑)
しかしティトもしてないしぃ・・・
それよりなによりも
ネクタイ無のスーツスタイルって日本ダケの愚策
世界でスーツにネクタイをしない国は無いですヨ
・・ま グチをイッテもどうにもならないですが。。
ネクタイ無で少しでもキメて欲しいので。。。
ポケットチーフです
入れると入れないでは雲泥の差が出ます
基本の白は麻とシルクでお薦めしています
白以外では柄物は最近はササル物が無いので仕入れは少な目です
柄物よりも画像の様に知恵を利かせた物がお薦めです
これらはポケットチーフでは最も人気のあるムンガイ社製です
中世の王侯貴族の贅より今に至る技の一つでしょう
少しUPで見て下さい
一針一針の縫われた意匠に思いはフィレンツェ辺りへ。。。
胸元に貴方の知が光ります
これらのポケットチーフはROOTWEBのサイトでどうぞ
(未UPの品が数品番御座いますが週末に追加予定です)
HOME > CATEGORY > Goods > ポケットチーフ
ムンガイは以下からどうぞ
イタリアの麻織物専門のファクトリーブランド「MUNGAI/ムンガイ」は日本ではポケットチーフで有名になりましたが創業以来、フィレンツェ郊外の町ピストイアで、貴族階級に対してタオルやベッドシーツ、ハンカチーフ、ポケットチーフなどを手がけてきました。製品には厳選された素材を使用し、職人によるハンドメイドなため、最高級のものはハンカチーフでも製作に6時間以上も要するほどの拘りです。
店頭ではイタリア製と一部フランスH社ご用達チーフも御座います
今年のトニックはかなり違います
織ネームも今までとは全く違いますねえ!!
トニック
ドーメルの夏の生地の代表です
歴史等はググって見て頂くとなるほどな話が多いです
夏の繊維 モヘアーを使う生地の王様 キング エンペラー(笑)
そのトニックと言えばこんな縦横の折りが均一に見える並みな生地
でした
今でも一番多く出回っている生地はこのタイプでしょうね
生地のハリとコシ なんて聞いた事 有りませんか
このドーメルのトニックはハリコシにおいて世界一です
>ふーん それって どんな仕上がりなん?
と思われますよね
お気に入りの方は達人の領域ですので
>なんで 達人??
。。コレは好みと言った方が正しいでしょうね
達人。。は言い過ぎですかね
トニックはその手触りがザラザラして且つ 硬さがあります
故に世の中の間違った?常識からすると高級生地ではないと思われがちです
ロロピアーナやゼニアの生地にはこの様な生地はありません
イタリアの会社は総じて柔らかさを追い求めたものが多いですね
その艶やソフトな手触りが売りですね
さわると心地よい柔らかなイタリア生地は贅沢感があります
カシミアやビキューナに代表される繊維の特長
それは柔らかさと上品な艶ですね
これが一般的高級品の常識ですね
この常識の反対にヂーメルのトニックは位置します
ま反対故に高級と感じて頂けない可哀そうな生地
それがトニックなどのモヘアー生地です。。
この糸はこんなに太い糸ですから硬いハズですね
そして トニックの致命傷?
50年間無地ばかりでしたが今年はビックリです
今年の新しいトニックはこんな表情です
実にいい味をしていますね
これは夏物の中でも当店の歴史に残る生地(笑)です。。。
2019年4月12日
当オーダーブログの本格的書き始めの日となります
と なんだか大袈裟な始りですが
本店ブログと同じく思いのままに書いて行きますので
お気軽にテキトウにお付き合いくださいませ
本日届いたK様のTITOの仕上がりがとても良いのでご紹介いたします。
ナポリメイドらしい臭い仕上がりがたまりません
TITOもこれで10数着という達人のK様
今回は麻のスーツとジャケットの2着です
先ずは画像をジックリと見て下さい
こちらは生地が独特で特に匂いがキツイ逸品ですねえ
生地は昨年の1月にイタリアの工場の奥で眠っていたものです
途中ですがそのイタリアの工場で羊毛から生地までの
大幅に端折った画像をどうぞ。。
羊の毛
コチラはブラックシープの毛
白い毛を様々な色に染めていきます
生地のデザインに寄り色糸を創ります
多くの行程の後いよいよ織機に
織りあがりました
2019年秋冬用カットサンプル
ROOTWEBで販売している既製品にも
著名ブランドのデザイナー用バンチ
翌日にはここへアルマーニの御一行が来られるとか
この数年のストック生地
この工場のヴィンテイジストックから選んだ希少な生地が少しですがまだROOTWEB店頭に御座います
70年程度前の生地で残りは2m少しありました
と言う事は現在では世界でこの1着のみという希少なジャケットに仕上がりました
今や星の数程も有ろうかというオーダーショップ
その中でこの顔を創るのは無理です
無理 と言い切れるのは当店もその星の数の内
と言う事を理解敷いているからです
99.99%の店で作られるスーツはいくら頑張っても
所詮 やはり 日本のスーツなのです
最近では日本の服も海外で高い評価を受けている部分もあります
ですが やはり 、、、、
100年後でも日本でフェラーリうぃ超える車は出来ないでしょう
それはスーツにも言える事何なのです
今日はここまでで続きはまた後日に