IVYを知り 服に目覚めた若い方と熟知してるウルサ方へ

画像は1940年代のアメリカのコートのデザインとオリジナルモデルのスーツです

コートは日本の消費者が知っているIVYの前の時代の物ですのでほとんどの人が知りえません

何故ROOTに有るかと言うと長い話を無にして
ヴィンテイジを持っているからです
このコートが素晴らしいデザインなんです
この話はまた後日。。。

ROOTの顧客の方々でスーツが好きな方々は40台から70台まで
今まで沢山のスーツを着てこられた方々故に ウルサイ(笑)
歳もとれば 頑固になりさらにウルサイ人が多いです

このウルサイ声に応じ且つリードしてこそプロです

服を知るには時間と資金が絶対的に必要です
残念ながら頭でっかちさんでは話だけで終わる厄介な世界が服です

特に テーラード系
いわゆるスーツの世界では特に経験に拠る知見が必要です
実際に着てこそ知る事になりますので

私がオーダースーツをセレクトショップ内で始めたのは51年前です
当時は国内でオーダースーツを展開するセレクト店は国内外にありませんでした

今ではある過ぎる程の店舗がヒシメキあっていますが
失礼ながら 即席ラーメン的なスーツ屋が大半です
と上から目線で言っておきます

何故かといいますと 他店舗化が可能なのは システムありき
歳の功が新興他店舗には有りませんので。。

デザイン面でも大きく差が付きます
歳の功故に 1960年代以後を全て着てきた経験があるからです

デザインはゼロからは出来ません
あくまでも過去の服のリファインに尽きます

これは日本の教育でははぐくまれにくい能力ですが
努力と好奇心で8割程度までは出来る様にも感じます

ですが今の時代の若い人は寝る暇を惜しんでまで仕事はしません
ここで 差が付くと思います

9割以上が寝る時間には寝る故に 一人服の勉強に埋没すれば必ず光ります

余談でしたが私は寝る暇も惜しんでエロ動画を見ておりました・・
ですが たまに 降りて来るので ま 大丈夫かと(笑)

新しいデザインを求めていない消費者が大半故に
新しい尾^ダースーツのデザインは必要が無いのでしょうか?

雨後の竹の子状態で広がったオーダースーツ屋ですが
その多くは先に書いた様に システム内です

ROOTはEUと米国と国内で物を見て次を考えています
システムで生産されている他動的服を売ることはしておりません

あくまでも 提案をする事を一番に考える事が出来る店と自負しております

このモデルはROOTオリジナル NEWIVYモデルです
肩パッド無でアンコンストラクションで時代に合わせて着易く軽くしています
ブリティッシュのチェンジポケットを敢えてIVYに落としこんでいます

過日にはアメリカ育ちのアメリカ人がIVYモデルを求めて来店
ググっていろいろと見て回ったそうですが
IVYを理解している店はしないには無かったそうです

私がIVYで育った故に店の背骨はIVY&トラッドそのものです
イタリアへは年二度出張しますが仕入れと物創りの為です

イタリアはやはりファッションの元である工場が多く日本の比ではありません
人口は半分なのに工場は10倍以上はあると思います

イタリアと日本でトラッドな服を創りオーダースーツに風を吹き込んでいます

画像ではテーパードがかって見えていますが完璧なストレートワイドです

裾幅は23センチ以上は貴方のお好みでどうぞ
20歳を迎える方々には25センチ以上でもいいですね

コレがもっとも自信を持ってお勧めできる4ボタンモデルです
コレは オリジナルですが もちろん 元があります

この元は 昨今知られてきている国内のオーダー職人も知らない「元」です

世の多くのダブルは6ボタン2掛けです
最近 少しですが目にする変化モデルは4ボタンです

コレが まさに過去のマンマ

過去といても8年代程度で私などからすれば
・・・私らが着てたやつヤンってレベルで ツマラン系に入れます

6ボタンの上二つを 取って下のボタン一つ掛けて上の2ボタンは少しボタン間が広いモデル
コレが最も ROOTでは昔の普通系に入ります
イタリアの4Bにこの手が多いのは
彼らメーカーが創った事がある あるいは画像で見た 
   知っている物からしか出来ないからです

歳でいえば30台から50台、ギリギリ60台までの人は
このROOT的普通の物が 見た事がない!服に見えるかもしれません

見たことが無い!modelになるゆえに 
彼らには鮮度ありな品にもなりますが

ROOTでは1947年のウインザー候のその姿を資料として持っている故に、、
これこそ 過去に日本で紹介されことが無いモデルという事もあり
ROOTのp理事なるとして6年前に復刻させたモデルです

ウインザーモデル1947 と呼んでいます
*ファーストライン:140000前後
*セカンドライン:100000前後

他店舗が知らないモデルこそ鮮度のある姿となります


IVYは日本のファッションの元:本家生まれが着る

IVY が 日本のファッションの元

と 書けば
いやいや
その前が有るッ

と言う方も居るでしょう

その前は 「日本の服」としか言いようがない
見よう見まねの「型」が無い服

日本型「注文服」
「model」と呼べるしろものではなかった。。

おっさんの服 でした

明治時代の英国が原点だとは思いますが
「ファッション」ではなく「セビロ」でした

若い人たちが「楽しめる無駄使いレベル」ではありません
故に 銀幕のスターの服も ダサかった、、、

そこへアメリカのIVYが紹介されて大爆発
「型」を初めて大衆が知ったのです

この服は日本のデザイナーの人たちの脳裏に染み込んでいたハズです

髭のイッセイミヤケもオックスのBDを着ていたり
川久保玲の初期の作品にトラッドを感じたり出来たのはその所為でしょう
(当時からマーケットを理解して寄せる事が出来たのでしょうね)

欧米の優秀なデザイナーたちすべてが古典を学び昇華させ今に至ります

亡くなられたアルマーニも古典を知っていたから壊せる事が出来たわけで
知らなければスーツなど作り様がありません

ブリティッシュもナポリも歴史はアメリのそれよりも長いですので
IVYは古典の中でも新しいスタイルです
たかだか70年程度のIVYですが

米国生まれのこのスタイルは米国で創る会社は消えました
ブルックスもJプレスも 今や日本の会社・・
企画担は全て日本。。に

古き良きアメリカをカンコピ生産できるのは今や日本です
あくまでも カンコピで進化はしていない様に見えますね

トラッドナポリスタイル的一つのコスプレ化している様にも感じます

私はこの コスプレが好きです
クラシコ系も今や日本ではビジネススーツとして根付いたコスプレ
60年前のおしゃれなビジネスマンは皆IVYでした

が 今のクラシコイタリアをベースとした服にこの30年で変わりました

そして次の次代へクラシコイタリアが道を空けつつあります

ROOTでは旧来のイタリアの有名ブランドが落ちていきつつあります
5年位前からジンワリと落ちていますが死んでも鯛の如くまだまだ。。。

国内では9割は旧来のイタリアブランドが好まれていますが
確実に減ってきています

ROOTでは次代の方と鮮度の見極めが出来る方々へむけてオリジナルを進めています
ブリティッシュをベースに今の空気をハラム用デザインをしています

次代を担う今の20台の方々は どの様なコスプレになるのでしょうね

その答えは全て過去の「スタイル」のイジリになります

今の最先端と若い人が確信しているパンツの裾幅は30センチ程度
これに合う ジャケット との上下が次のコスプレになるのでしょう
(正確には 一つのコスプレ)

この裾幅はビジネスシーンでその座を得るには20年かかるかもしれません

ROOTでは今スグにでも着れる次代をオーダーで提案しています
それが ROOTのオリジナル ウインザーモデル1947です

コレは英国のウインザー候が1947年にバハマで着ていたモデルがベースです
ほぼカンコピ+αで人気のモデルです

このモデルと IVYが次代の方々へお勧めです

唐突にIVYが出てきたかといいますと
人に因り鮮度があるスタイルだからです
世界的に見直されているのを感じる人は感度良しです!!

昨日の米国の方はLLRのIVYモデルを選ばれました
(試着サンプルはウインザーモデル1947です)
コレは50数年前のIVYモデルがベースです
腰ポケットにチェンジPを付けたのがオリジナルなイジリです

このオリジナルモデルにほれ込んでいただきました

アメリカで育ちポロ等を着ていたようですが
IVYを日本で知った様で母国のスタイルもあり嵌った様です

市内では多くのスーツ屋がありますがどこも同じモデルしかできません
一つには 彼らの歴史が浅く知見の狭さ故にアレンジは出来ないからでしょう

欧米の人は 物を見る目がとてもフラットで記号性に洗脳されていない人がいます
そのフラットなアメリカの目に鮮度をもって刺さるのが新しいIVYではないか

IVYを知り尽くした当店でぜひ遊んでみてはいかがでしょう。。。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

 
今日もグダグダにお付き合いいただきありがとうございました
 
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 
* TITO ALLEGRTTO & Arfonso Srica & Bevest MTM *
スーツ ジャケット パンツ
年2回開催 11月予定
 
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 
こちらも30年来のリピートの方々あっての質かと思います
48年目のハウスオーダ アイテム
スーツ:EO:¥93500~ PO:¥140800~  FO:¥544500~
シャツ:PO:¥13200~ FO:¥71500~
パンツ:PO:¥31900~ FO:¥228800~
靴 : PO:¥56100~ FO:¥385000~ 
https://rootweb-bespoke.jp/
 
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 
コチラも宜しくお願いします


横から目線で  若者よ 品の良い ダブルを着ぃッ 

ROOTのダブルは国内のオーダー屋が創るダブルとは異なります
 
99&以上の日本の イタリアも含めて 6Bモデルと思いますが
なかには4Bモデルを提案する店もあったりもするでしょう

ですが その4B 

・・・6Bの上二とをとってボタン間を少し変えた顔
実はこの顔もROOTでは 鮮度不良

並みにイタリアトーレなどで販売していたりする・・・

この程度で鮮度を喜ぶのは勉強不足
英国で勉強したという若手も知らない古典

古典の世界は知らない事がまだまだあるはずです
上っ面でさえ深く知らないがゆえに事故を起こす

ROOTのお得意様であれば国内の重鎮でさえ知らないモデル
それは何度もHPでは書いているので知られたかもしれませんが
その画像が日本に紹介されたのはおそらく7年前くらい
ROOTのミカジイのブログが初めてのはずです

その本があることさえ日本の業界人は知らなかったはずです

稀代のおしゃれ人 ウインザー候
彼の画像は世にあふれていますが

4Bダブルのスーツ姿は見た事が無いはずです

1947年のバハマでの一枚
そのモデルをトレースしすつつアレンジしたモデル

コレがROOTの推すダブルスーツです

LLR 1947モデル セカンドラインです

自由でバカでかい服になじんで生きてきた若者よ
と 上から目線でではなく 横から目線で コレを着た方が イイ
カッコイイ という価値観は人それぞれですが
スーツと歩み55年
経験からこの様に思うしだいです


英国製ウールゴム引きの生地でジャケット

■ ■ giab’s ARCHIVIO TRUNK SHOW ■ ■
8月1,2、3
giab’s ARCHIVIOの6モデルからデザインを選び
イタリア フィレンツェの生地ストックから生地を選び
貴方だけの1本を創りませんか

■ ■ HORSEROUND project TRUNK SHOW ■ ■
8月1,2、3
中新井氏が仕上がりを引っ提げて来店

次の新アイテムの受注会も

■ ■ LES LESTON TRUNK SHOW ■ ■
8月8,9,10
リピーターが9割の意味する30回目
都内の方々もうなずいていらっしゃるかと思います

******************************
ここへ初めて来られたあなたが若い方なら知らない生地かもしれません
30代40代でも知らない人は多いやもしれませんね

現在では輸入もできないと思われる生地がこちら

表生地はスコットランドのツイード
おそらくですがポーターハディング社の生地と思います
この生地の裏側にコレまた英国製コットン
コレは簡単でもありませんが手に入る生地です
ミラーレイン社の生地のはずです

昔は2枚の生地の間に コールタールをサンド
ナイロンなど化繊が無い時代に出来た防水生地です
独特な臭いを発していましたが現在ではいわゆるボンドです

30年くらい前はこの「ゴム引き」は「神」でした
少し大げさですがそんな立ち位置に居た生地です
特に マッキントッシュのゴム引きが「神」だった・・

ビジネスマン 憧れのコート だった
これは 販促で洗脳されていたからですが
私もその一人でしたが 今でも無駄に好きな生地です

ゴム引きと言えばここでマッキントッシュの話をしないわけにはいきません

今でもゴム引きと言えば マッキントッシュです


パンツのオーダー

大人が品よく履ける太目パンツがありそうで無い

と感じている人ならROOTで

歴史を熟知し体験から生まれるオリジナルな品々とビスポーク
今やイタリアブランドよりもシェアが大きくなったのは
全て顧客様の支持故です


綺麗で品のある太目のパンツのダブルスーツが押です

ワイドパンツ+ROOTオリジナル ダブル
モデル銘:ウインザーモデル1947
IMG_3546

IMG_3565

若い世代では10万を超える服はやはり高いです値
ですがその値を越えても欲しくなるウインザーモデル1947

裾幅は身長にも因りますが24㎝
細目で23㎝程度がお薦めです

50過ぎの方には19㎝から20㎝で

間違っても18㎝などおやめにください
近々その陳腐さに気が付く日が来ます


スプリングコートを創ろう

ROOTではヴィンテイジトラッドを標榜しオリジナル開発をしています
普遍的で永く着て頂けるありそうで無かった物を特に開発しています
今年の春お薦めは麻で創るスプリングコートです

英国にもイタリアにも企画は過去に有りませんでした
考えて見れば不思議な事かもしれませんが

無いんです

麻で創ると綿やナイロンと違い素材表情が有ります
そして着ているとシワが直ぐに発生します
この事が今の時代にピタリと合うようです

来年の春も素材テーマはヴィンテイジが重要な要素です
コレは200%間違いなく正解です

この感度が判らない業者は感度がずれていますね(笑)
オクレ君はいつの時代にも居ますからソレはそれでOK
全てが先走った人でマーケットが構成されていたらオカシイですからね

オクレ君たちの中で 光る 貴方がリーダーです


20台 30台の方にはコレ ダブルです

今日は若い方へ。。。

もしここへ来られた貴方が
20歳台から30歳台なら

仕事用の地味なスーツではな
自由なシーンで御洒落をしたい
いつおスエットだけどスーツを着てみたい

そんな貴方が求める服は日本のマーケットには
探してもなかなかありません

芸人が着ているようなチープな縫製のダブダブのスーツはあります
1万円のスーツもあれば100万のおじさん用もあります

今のスーツのターゲットは叔父さんたちです
お金持ち叔父さんの為のスーツは沢山あります

そんな高いスーツは買えませんし
デザインがイマイチなものが圧倒的です

海外ブランドはバッグやスエット程度
カジュアルなロゴ入りを喜々として買う人が狙いです

そこには まともなスーツは稀有な程
それが良いのもなのかさえ分からないのがスーツです

スーツは英国イタリア日本
この3国がまともなものを縫製しています

拘りを持って縫っている という意味合いで です

ですが
その多く いや 全てといっていでしょう
顧客の中心は40歳以上70歳程度までのオジサマと御爺様
ゆえに新しデザインに挑戦する工房はホボありません

そんな状況でスーツを探しても有る訳が無いのです

オジサマと御爺様とは異なるフォルム
しかし完璧な古典を踏襲し歴史に裏打ちさえされたスーツ

そんなスーツを仕立てて欲しいものです
そしてキャプでも被れば完璧でしょうね

画像は1947年物のヴィンテイジ
だったら100万円ですが
本体111000

ROOTのオリジナル
1947年ウインザーモデルです

服はゼロから生み出す事は困難です
途轍もなく奇妙な服はすぐできますが
美意識に照らし合わせて納得できる服
特にスーツは困難ですし
多くの若手のスーツはチープにしか見えない
己の個性を出さねばともがいて苦しみ崩れた服が多い

無理をせず歴史に勝る教師などは皆無
歴史を越えて生み出せるほどの安易な世界ではないのに

日本でこの画像を知っている人もまた稀有でしょう
イタリアの本ですが全ての元は英国です

1947年のウインザー候のダブルがROOTのお薦めモデルです

春夏に麻 綿 或いは麻や綿とのウール混紡
これらでダブルのスーツを一緒に着ませんか

パンツは裾幅23㎝から好みで作りましょう
スリムなスーツは若い方にはお薦めはしません

好きにしたら が全国の店のスタンスですが
服は自由ですので細身でもなんでも作ります

若い世代には次代のスタイルを着て欲しいですね

おじさんと同じカッコウがお好きですか?


TITO ALLEGRETTO TRUNK SHOW

■ ■ TITO ALLEGRETTO TRUNK SHOW ■ ■

11月29日 30日 12月1日
一部ですがスーツをコラッドのパンツでセット出来ます!

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

IMG_9878

TITOは始めて見た時に惚れ込んだスーツです

10年前は今の完成度はありませんでしたが
それでも他のスーツとは全く別の世界が見えました

ROOTほか国内で販売されてるスーツはいわば並
並の顔をしたスーツも今や20万の時代です

明日から三日間
ROOTで考案した奇数サイズを使えば
バストは2㎝ピッチという細やかさ

生地はTITOの生地
癖と品位を兼ね備えた逸品が出来ます

夏用と冬用共にご用意してございます