良いオーダースーツを求めて40数年になります

服飾に目覚めたのが小学校6年の後半でした
中一の時には岩国の基地前のテーラーでBDを仕立てました
 
当時はインド人のテーラーが国内の米軍基地前に在ったものです
 
関東ですと横田基地前にも有ったのではと思います
「ヤンキー」相手にスーツとシャツを主に縫っていました
 
何にせ世の中にBDシャツという物が無い時代です
 
VANのシャツが広島にまだ無かった時でしたから
広島から岩国迄自転車で数度行きました
 
ドロップハンドルと呼んでいた自転車のハンドルが出始めた頃
10段ギアにビックリした時代です
 
自分で書きながら。。懐かしいイイイです・・
小悪な頃でした(笑)
 
その頃から高校生のVANの時代を経て
 
そして今に至るまで服の面白さは変わりません
着ている物も結局変わっていない気がしますね
 
今販売している服のベースに流れるマインドは普遍的です
取扱っているブランドの内面の精神性を大切にしています
 
オーダースーツをセレクトショップ内で売り始めたのも日本で最初でした
 
今から31年前にパターンオーダーを既製服の横で始めました
 
それは既製服ではどうしても好みの物が見つからない
サイズが合わない 自分の脳裏に浮かぶ服が着たい
 
無いなら作ればいいじゃないか
そんな事で始めたオーダーが今では世間の当たり前です
 
安直でお求めやすくなりマーケットも広がりいいことです
 
ですがユニクロと同様に 質 を求めるのとは違うようです
値段勝負に見えてなりませんね
 
着心地やセンスはどうと言えば生意気ですが今一つな物が多い
 
これは世の常ですからコレはこれで良いとも思います
 
価格と品質も多様な選択肢があってこそ
 
すべての方が贅沢を出来るわけではありませんから
 
当店ではイタリアと国内が同時に体験できます
 
国内では私はココが一番良いと尋ねた工房と
イタリアのファクトリーが選べます
 
この事はとても重要な事なのです
 
「常に」最新の「物」と「技術」を毎日体感しています
これこそが「常に旬と最高」を提案できる所以なのです
 
長いグダグダにお付き合い頂き有難うございました
 
本日の美人はドーメルのトニック
ですが並みじゃないトニックです
 
この美しさが判る方は通なお方かと思われます